2009年09月29日

エッセー音型 vol.3「サウンドスケベ」

第三回目です。

 仏の顔も三度まで、と言います。そろそろ、読んでくださる方のお顔を想像すると逃げてしまいたい気持ちになる次第です。
 「いい加減にしてください」と思う方、「毎回、白い目で読ませていただいてます」という方は、是非、下記の宛先までハゲ増し(ストレスで)のお便りをどうぞよろしくお願いします。(嘘です)
 最近ダイエットのために、筋トレしたり、ランニング状態で足を止めたりなどしているわけですが、やはりランニング中なども音楽を携帯して聴いてしまいます。仕方ありません。音楽、好きです。
 ランニング時は少しアップテンポな曲を選んだりするわけですが、やはり、音楽をよく聴く方はシチュエーションや自分の気分に合わせた音楽選びってものをすると思うんです。
 というわけで、今回は「自分に合わせる音楽選び」というテーマでお届けします。

 音楽には、各々、それを聴いて浮かぶ像というのがあります。
 それは平面の正方形かも知れませんし、ダリの絵画のような、一種の現実を突き詰めたような不思議な世界かもしれません、いつか歩いた風景を想う方もいれば、単なるスペクトラムアナライザーの動きを思い浮かべる方もいると思います。
 また、サウンドスケープの観点から言えば、音に対する環境というのも、重要な要素でしょう。
 自分が以前乗っていた車ではオーディオがカセットテープで、家で録音した私的ベスト盤を車の中で聴いていたわけですが、その車、車内の吸音が悪く、音が非常に反射しやすいんですね。特に、Yo La Tengoの「Today is the Day」なんて曲を聴いてる時は、音は反射するわ、定在波になるわ、車のどっかのパーツの共振周波数になるわで、ある意味ヒドい環境なのですが、逆にそれがドローンノイズっぽく聞こえたり、音が空間を埋め尽くす感じが素敵だったりして逆に好きだったわけです。
 そんな経験があるので、音楽を聴く環境がハイファイであればあるほど良いとは思いません。創作者の意図には近くなるのでしょうが、押し付けられる理由はありません。受け取り方は自由なので、色んな環境で聴いてみて合うものを選ぶ事が大事に思えます。
 さて、先述の「Today is the Day」ですが、自分はこの曲、梅雨にもっともに合う曲として聴いています。人によっては夏の終わりという意見もよく聞きますし、雪の日に聴いても面白いかも知れません。
Whereabouts 季節に合う曲やアルバムというのはやはりあるもので、この時期だとRon SexsmithのWhereaboutsなんかがジャケットからすごく秋らしくて、何度も聴いてしまいます。
 とは言え、それもこれも気分が盛り下がってるときに聴くと、ただ沈鬱な気分になるだけ、という面もありまして、気分が落ちてる時はもっと、重かったり激しい曲が身体に合ったりする日もありますね。どうしても一つの作品だけじゃ、全ての気分をカバー出来ないように思いますし、本気で素敵な気分になれるアルバムに出会うのはなかなか簡単なものでもありません。
 男女や人間関係もそうでしょうが、出会う事を恐れずに色々な音楽に手を出してゆくことが、自分に合った音楽を見つける良い手段だと思います。
 時期もちょうどよく、「芸術の秋」でございます。いっそ中古レコード店でも良いと思いますので、全く興味のないジャンルや、ジャケットだけ気に入ったようなアルバムを手に取ってみても良いかも知れませんね。

 なんだか、今回は説教臭い気がしますが、たまにはいいですよね?
 え、仏の顔もスリーアウトですか。ひぃ、すいません!
 ではでは、遠く、時の輪の接する処で、また逢いましょう。(この挨拶気に入りました)

author:ソニドリ


 
posted by 編集部 at 00:00| Comment(0) | エッセー音型(1期のみ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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