2010年10月30日

壁をすべて無くせ、は暴論だ。我々は防壁を尊ぶ。

執筆陣には酷な話かもしれないが、僕は結構雑なテーマの投げ方をする。脳内を事細かにレジュメして伝えるのが(昔は好きだったな)、一番親切だとは思うのだが、その体力がないのと、あるタームの傘のもとで生まれる揺らぎの方を重視しているというのがその理由だ。

揺らぎ、そう揺らぎだ。特集記事の並びを見て感じてほしかったのは、編集部員というごく小さなコミュニティの時点で、すでに見ている方向がバラバラだということである。今回の特集、平たく言えば要は「好きを語れ」というもの。「何が好きか」ではなくて、「好き」そのものを語るという行為。フォーカスの場所を数ミリずらすだけで、そのバラバラさ、断絶を越えられる、そう思って(思い続けて)企画として提案した。のぞき穴をずらすこと自体がでっかい目的だから、正直「好き」だろうが真逆の「嫌い」だろうが、なんでも良かった。もっと言えば「断絶ってなに?」だとか「断絶なくね?」でもよかったくらいだ。

実際にそういう反応は編集部内でもあって、ちきんちーた氏が記事でも言っていたよね。「そもそも断絶なんてあるんだろうかと思っています」て。もちろん文脈として捉える必要があるのは理解しているが、ただ、この字面が躍っただけでも価値があると感じている。そしてそのちきんちーた氏は僕がダラダラ語っていることを見事ピシャリと代弁してくれた。「人と人の間を"○○が好き"で繋ごうとしたら完全な断絶はなさそうに思えませんか。」

そうかと思えばその数日後にはそういう考えだけでは越えきれない断絶の可能性を示唆するエントリが。これはつまり「それでも」の体現である。とにかく、僕はこのメンバーが集まってよかったな、という風に思えてならないのだ。あなたには今号の特集はどう映っただろうか。楽しげだな、と捉えてもらえれば幸いだ。この特集で抜け落ちた部分である、「何が好きか」は各自のコーナーでぼんやりと伝わっていればいいなと思う。実際カラフルなものになったと思うしね。
 

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さて、WZ!2期スタート号はこれで終わりです。久しぶりに楽しみをつくることができた、という幸福感で今は僕自身いっぱいでありますが、この場を我々ままならないボーイズアンドガールズ「だけ」の秘密基地にはしたくありません。ぜひ、あなたの想いを教えてほしいと思います。今号への感想、誰の記事が良かった、誰の記事が好きです、誰が好きです付き合ってください、なんでもござれです。もちろん、あなた自身の「好き」を語ってくれても構いません。番組公式アカウントに@なりDMなりを送っていただければと思います。

コチラ http://twitter.com/wo_zo

送ってくださる際は「WZ!への掲載の可否」もお知らせいただけると幸いです。否、の場合は編集長だけがニヤニヤします。ちなみに公式アカウントの更新は友人のリサがWZ!広報部次長として、気まぐれでやったりやらなかったりしてくれています。お疲れ様。

それでは、次号12月号でまたお会いしましょう。読んでくれてありがとうございました。編集部一同、心より感謝いたします。


author:みかんぱ

posted by 編集部 at 23:23| Comment(1) | 首謀者の手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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