2009年09月16日

捏造先生 第2話「近いうちにNUMBER GIRLを知って死ぬほどハマりそうな女」

夜遅くまで起きてると、とつぜんふと誰かに電話したくなる。うそをつきました、誰かではなくて。あの人に電話したくなる時がある。電話したところで話題もなければ、うまくも話せないし、電話するための理由もない、ので、じっと膝を抱えてやりすごす。こんな時はポルノもスピッツもスネオヘアーも椎名林檎も、とにかく私の知ってる限りの切ない恋の歌はだいたいが役に立たない。こんなにうじうじした根暗ブスが感情移入するための歌なんてないし、そんなもの売れるわけがないから。だからiTunesを切って、寂しさがカラダから行ってしまうまで、じっと下を向いてやりすごす。あーあー生まれ変わったらアイドルみたいにうんこしない生き物になりたい。あーあーあー生まれ変わったらただの根暗をゆううつとかセンチメンタルとかそんな字面で説明されるようなキレイな生き物になりたい。こんなしょうもない劣等感とか、電話したさとか、余計なリビドーが早く風化して、この面倒な思春期というやつが早く終わればいい。でもそういうのって、絶対間違ってるし、死ぬほどたのしみで、死ぬほどこわい。

author:せんじ

posted by 編集部 at 00:00| Comment(0) | 捏造先生(1期のみ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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