2009年11月28日

この部屋にはこたつがないからなのかもね

はじめての都会の冬である。

街にはもうひと月前くらいからコートやら何やらで厚着をした人々が溢れていたわけだが、
正直な話、いったい何がそんなに…という感じである。
吐く息も白くなければ、スーツの中が半そでだったりする日があるくらいなんですけどゲフンゲフン。

とにもかくにも暖かい。なんて暖かさなんだろうか。

僕は季節で一番秋が好きだが、数年前から秋らしい秋、つまり僕が好きだった秋はなかったような気がしていて、
その「一番」の座は冬の前に滑り落ちてきたわけなのだけれども、なんだかなあ。せっかくの一番なのに、ね?


るしーるくんの話を読みながら、あの好きだった冬はこの先僕の前に訪れるのかな、とぼんやりと考えた。
あの、とびっきり寒くて、誰かに無性に会いたくなって、高い高い空を見上げる、そんな冬が。

都会の人が一人で生きていけるのは、冬があったかいからなのかもね、なんてうそぶいてみる。
都会の人間ほど他人に依存してるのにね。はは、これは偏見か。

こちらに出てきてから、ずいぶんたくさんのすきを失った、というか手放した気がする。
それはすきを仕事にした対価だとずっと思っていた。

だが、それは果たして真実だったのだろうか。
手放さないことだってできたのではないだろうか。

僕は元来、なまけものだったじゃないか。自分が好きなことに対してまで怠けるようになったら終わりだね。
どうかみなさんも、自分のすきに対しては、常に本気であれますように。

なんてことを考えていたら、無性に熱いコーヒーが飲みたくなってきた。
手足もしっかりと冷たくなっている。なんだ、冬はどこだって寒いじゃないか。
 
 
さあ今年も「誰か」に会いたくなってきた。


author:みかんぱ


 
posted by 編集部 at 23:50| Comment(0) | 首謀者の手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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