2010年12月31日

楽しかったら大正解

2010最後のWZ!いかがでしたでしょうか。柄にもない特集だったので、なんだかくすぐったい気持ちです。僕をよく知る人であれば驚くかもしれませんね。自分ひとりだったら絶対考えもしないもんな。プレゼント交換だなんて。

今回の企画を通してちょっと勿体無かったのかなと初めて思ったのが、季節のイベントを殆ど意識しない家庭で育ったこと。

そのイベント事に精を出さない感じは僕自身があまりそういうものに頓着しない、いや、正しくは当たり前に繰り返される日常が好きであまりそこに波風を立てたくなかったということが一番かな、まあそんな人間だったのが大きく影響しているのだとは思うのですが。
もちろん、一度もそんな話をされたわけではないけれど、父が仕事で家どころか日本にもいないことが多い中で、割と僕を中心に家の中が動いていたのを今になって強く感じます。


そんなことはさておき、そうした生い立ちが作用してか未だに風物詩的なものの楽しみ方がよくわかりません。そんな中での特集は僕個人にとってはかなりチャレンジングで乱暴なものではありましたが…。

お互いを知らないという要素が上手に作用していて、その辺はフラットに解消されていたのかな、なんて。そしてまたローファイというか、不格好でしょう?知らないから当然なんだけど、なんかこうこなれてないというか。でもその感じが編集部らしくていいのかな、とも。

寄る辺ないものたちの集会所、ままらないボーイズ&ガールズの秘密基地。それが「好きで断絶を越えていく」ことと並ぶ、WZ!のコンセプトだったりします。でも傷をなめあうことだけは絶対にしない。孤独は愛すべきものだけど誇るものじゃない。みんなで、みんなが楽しくなれたら、一緒に笑いあえたら、それが幸せ。

WZ!からのハッピーフィーリングというプレゼントは、あなたに届いたでしょうか。2010年はお世話になりました。2011年も、WZ!をよろしくお願いします。
 

author:みかんぱ

posted by 編集部 at 23:00| Comment(6) | 首謀者の手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月30日

壁をすべて無くせ、は暴論だ。我々は防壁を尊ぶ。

執筆陣には酷な話かもしれないが、僕は結構雑なテーマの投げ方をする。脳内を事細かにレジュメして伝えるのが(昔は好きだったな)、一番親切だとは思うのだが、その体力がないのと、あるタームの傘のもとで生まれる揺らぎの方を重視しているというのがその理由だ。

揺らぎ、そう揺らぎだ。特集記事の並びを見て感じてほしかったのは、編集部員というごく小さなコミュニティの時点で、すでに見ている方向がバラバラだということである。今回の特集、平たく言えば要は「好きを語れ」というもの。「何が好きか」ではなくて、「好き」そのものを語るという行為。フォーカスの場所を数ミリずらすだけで、そのバラバラさ、断絶を越えられる、そう思って(思い続けて)企画として提案した。のぞき穴をずらすこと自体がでっかい目的だから、正直「好き」だろうが真逆の「嫌い」だろうが、なんでも良かった。もっと言えば「断絶ってなに?」だとか「断絶なくね?」でもよかったくらいだ。

実際にそういう反応は編集部内でもあって、ちきんちーた氏が記事でも言っていたよね。「そもそも断絶なんてあるんだろうかと思っています」て。もちろん文脈として捉える必要があるのは理解しているが、ただ、この字面が躍っただけでも価値があると感じている。そしてそのちきんちーた氏は僕がダラダラ語っていることを見事ピシャリと代弁してくれた。「人と人の間を"○○が好き"で繋ごうとしたら完全な断絶はなさそうに思えませんか。」

そうかと思えばその数日後にはそういう考えだけでは越えきれない断絶の可能性を示唆するエントリが。これはつまり「それでも」の体現である。とにかく、僕はこのメンバーが集まってよかったな、という風に思えてならないのだ。あなたには今号の特集はどう映っただろうか。楽しげだな、と捉えてもらえれば幸いだ。この特集で抜け落ちた部分である、「何が好きか」は各自のコーナーでぼんやりと伝わっていればいいなと思う。実際カラフルなものになったと思うしね。
 

======
 

さて、WZ!2期スタート号はこれで終わりです。久しぶりに楽しみをつくることができた、という幸福感で今は僕自身いっぱいでありますが、この場を我々ままならないボーイズアンドガールズ「だけ」の秘密基地にはしたくありません。ぜひ、あなたの想いを教えてほしいと思います。今号への感想、誰の記事が良かった、誰の記事が好きです、誰が好きです付き合ってください、なんでもござれです。もちろん、あなた自身の「好き」を語ってくれても構いません。番組公式アカウントに@なりDMなりを送っていただければと思います。

コチラ http://twitter.com/wo_zo

送ってくださる際は「WZ!への掲載の可否」もお知らせいただけると幸いです。否、の場合は編集長だけがニヤニヤします。ちなみに公式アカウントの更新は友人のリサがWZ!広報部次長として、気まぐれでやったりやらなかったりしてくれています。お疲れ様。

それでは、次号12月号でまたお会いしましょう。読んでくれてありがとうございました。編集部一同、心より感謝いたします。


author:みかんぱ

posted by 編集部 at 23:23| Comment(1) | 首謀者の手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月23日

今を始めよう

名ばかり編集長の余裕のなさのせいでろくな「編集会議」だとか「打ち合わせ」をしないことで名高い我が編集部である(そもそも「会議」が存在したのか?)が、御覧の通り「オラ、やる気あんのか!しね!」と言ったとか言わないとかいうるしーる大先生の原稿は、ちょうど僕が考えていたこととリンクしていて、さすがだなあと思うに至る。何がさすがなのかはわからないが。

「今」を本気で生きるということをようやくやってみようと思ったのは、やはり私生活が圧迫されていることの反動に他ならないのだとは思うが、それで今まで蓋をしてきた怠惰な日々というものが色を取り戻し、真の「日常」が生まれるのなら、それも悪くない。

たかがブログ、とはいえ言葉を紡ぐことの労力たるや相当なものである。それは、影響の有無にかかわらない。でも、最高に楽しい。ましてや自分が好きな人たちの言葉が集まってきて一つのものをかたち作るだなんて…!一生懸命になる価値があると思わない?

10代の一生懸命を見てると「ああ、いいなあ」と思うことがやはり経年とともに増えてくる。
その時に「じゃあこの先ってそういうのないの?」って思う。ないわけ、ないじゃん。


全力で本気で今やりたいことをやろう。
ごくごく個人的なことが契機とはいえ、これが誰かの笑顔に、日常につながっていれば嬉しいなあ。

 

■募集要項
形体:集合連帯型複数人連載ブログ
コンセプト:「好き」を持ち寄ってその「好き」で断絶を越えていく
年齢性別、思想信条、文章のウマイへた、は一切問いません。編集長のことが、この企画の姿勢が気にくわなければエントリでそれを表明してくれて構いません。
綺麗なものだけに、囲まれたいなんて思わないもの。(波風はない方が好きだけどね!)

偶数月第3週より更新。
毎号特集をひとつ設けます。統一テーマに対するエントリを集めることでカラフルさを出したいです。
そのほか、レギュラーコーナーをひとつ持ってもらえるとありがたいです。※任意
(イメージとしては3週目に特集、4週目はコーナー、という感じかな)
記事を執筆→編集長に送る→編集長がうp
毎号特集をひとつ設けます。統一テーマに対するエントリを集めることでカラフルさを出したいです
そのほか、レギュラーコーナーをひとつ持ってもらえるとありがたいです。※任意
詳細は編集会議用の掲示板で。興味があるかたは編集長に@なりDなりください。

大切なことは、楽しんでやりましょうってことです。だから記事作成は人生のプライオリティのおしりの方でいい。
とにかく、笑顔でやろうぜ。日常ってやつを。

author:みかんぱ

posted by 編集部 at 01:22| Comment(0) | 首謀者の手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月31日

このドキドキはなぜとまらない。グロテスクな時代の幕開けに寄せて。

さて、1月号のWZいかがだっただろうか。
2010年の幕開けを現行のフルラインナップで提供できたことを嬉しく思います。
更新タイミングのバラツキ等の責任は全て編集長にあります。申し訳ない!

軌道にのったら特集なんか組んで「色」を出していきたいですね。まあまずは、「すき」を持ち寄ることが最大のアティチュードって事で。
なので引き続き書き手を募集しています。あなたの「すき」に、あなたの「ハッピー」にあなたの「生きる意味」に、触れさせてほしい。ついったーでもここでもいい、興味があったら是非お声掛けをば。

さて。インターネットの登場によって従来型の「空間」の概念がほぼ消失し、世界は無限大に広がったにも関わらず、それぞれの檻に閉じ籠り、濃密で閉鎖的な世界に沈殿し傷を舐め合うようになるというアンビバレントな光景が日常化して久しい。つながりを求めつながりによって苦しむなんて、不幸にも程があると若年層をその只中にありながら不憫に思っている。

その大きな象徴が、「国民的アイドル」の不成立だ。
背景の最大要因は必要以上にクリアになりすぎていることだろう。
当初はマイスペに代表されるSNS文化を肯定、歓迎していたが、こと日本においてはそこから発展していく例に乏しく、せまいコミュニティで満足してしまう弊害の方が大きいのではないかと思っている。
さすがにTwitterなんかでなれ合っているだけの姿を見るとコミュニケーション過多に陥って何の生産性もないのではないかと思ってしまう。せまいコミュニティをより強固なものにするだけというか。
変革期であることは確かなのだろうが、早いところ新しい未来を見せてほしい。

そんな何もかもが自らの身近に感じられることのメリットを全否定はしないが、このような状態で「国民的アイドル」の成立は困難だろう。
一方で特定の磁場に支えられたローカルなアイドル、カリスマは成立しているが。しかし、それは、渦中にいなければつまらない。僕のような人間の場合、渦中にいてもつまらないだろう。

そういう意味で、90年代後半〜2000年代に黄金期を迎えたモーニング娘。周辺の存在と言うのは今考えると一つの時代の象徴として見事なものがあったのだと思う。
特別に熱を上げたわけでもなく、最高のアイドルはキャンディーズだと信じてやまない僕だが、今冷静に聴いてみると「アイドルポップス」として、またトライブ間をつなぐ「ポップ」として非常に優秀である。このことに関してはいずれどこかでちゃんと書きたいくらいだ。音楽的にもけっこう面白かったりしますよ…。

プログレファンクポップ!
そうだ!We’re ALIVE / モーニング娘。



今現在の僕は、本当に「自分のすきなものだけ」に囲まれて漂っていく広がりのない狭い世界がつまらなくて、気持ち悪くてしょうがないと感じている。
「すき」という感情そのものにフォーカスした共通言語でその壁をぶち壊していこうというのはその一つの試みでもあったりするのだが…。

はたして10年代はどんな時代になるのだろう。今よりずっとハッピーになっていればいいな。とりあえず、2010年1月リリースの作品は良いものが多い。幸先は良好だ。

…ところで、ほんとにアイドルポップスに火が付いてしまって、勢いでモーニング娘。周辺の楽曲を購入するに至ったわけだが、流石に店頭で買うのは恥じらいの嵐だっだので(だってニキビな学生時分でもないのに!)、iTMSにお世話になった。
配信嫌悪派だったがこの時ばかりは時代に感謝したのだった…。

ではまた次号で。
 

author:みかんぱ

posted by 編集部 at 23:45| Comment(0) | 首謀者の手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月28日

この部屋にはこたつがないからなのかもね

はじめての都会の冬である。

街にはもうひと月前くらいからコートやら何やらで厚着をした人々が溢れていたわけだが、
正直な話、いったい何がそんなに…という感じである。
吐く息も白くなければ、スーツの中が半そでだったりする日があるくらいなんですけどゲフンゲフン。

とにもかくにも暖かい。なんて暖かさなんだろうか。

僕は季節で一番秋が好きだが、数年前から秋らしい秋、つまり僕が好きだった秋はなかったような気がしていて、
その「一番」の座は冬の前に滑り落ちてきたわけなのだけれども、なんだかなあ。せっかくの一番なのに、ね?


るしーるくんの話を読みながら、あの好きだった冬はこの先僕の前に訪れるのかな、とぼんやりと考えた。
あの、とびっきり寒くて、誰かに無性に会いたくなって、高い高い空を見上げる、そんな冬が。

都会の人が一人で生きていけるのは、冬があったかいからなのかもね、なんてうそぶいてみる。
都会の人間ほど他人に依存してるのにね。はは、これは偏見か。

こちらに出てきてから、ずいぶんたくさんのすきを失った、というか手放した気がする。
それはすきを仕事にした対価だとずっと思っていた。

だが、それは果たして真実だったのだろうか。
手放さないことだってできたのではないだろうか。

僕は元来、なまけものだったじゃないか。自分が好きなことに対してまで怠けるようになったら終わりだね。
どうかみなさんも、自分のすきに対しては、常に本気であれますように。

なんてことを考えていたら、無性に熱いコーヒーが飲みたくなってきた。
手足もしっかりと冷たくなっている。なんだ、冬はどこだって寒いじゃないか。
 
 
さあ今年も「誰か」に会いたくなってきた。


author:みかんぱ


 
posted by 編集部 at 23:50| Comment(0) | 首謀者の手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。